部分矯正をおすすめする理由
当院では、矯正治療の中でも特に部分矯正をおすすめしております。部分矯正とは、歯列全体を動かすのではなく、歯の一部分を矯正する方法で、ブラケットやマウスピースで矯正をかけていきます。
全体矯正よりも短期間・リーズナブルな費用で矯正が可能です。「前歯だけでも矯正したい」と思われている方に適しています。
部分矯正が可能な症例
奥歯の噛み合わせが良く、全体的な矯正が不要であることを前提として、主に前歯の歯列の乱れを治すのに適しています。日本人は、歯のアーチの幅が狭く、特に前歯付近は歯が生じるスペースが狭くなり、歯が重なって、捻れてしまっていることが多いのです。逆に、歯が小さければ、、、、がれきしているということもあります。ものは、部分矯正で治療が可能となります。
- 部分的な歯の隙間
- 前歯の軽度な重なり
- 前歯の部分的な捻れ
- 前歯の傾き
- 前歯の上下のでこぼこ
- 軽度の出っ歯
部分矯正のメリット・デメリット
メリット
治療期間が短い
ブラケットを歯の全体に装着する全体矯正では、治療期間の目安として、おおそ2年から3年程度からあるものです。しし、部分矯正では部分的に歯を動かしそうなので、治療期間その他で半年1年程度と、短期間で治療ができます。
治療費が安い
ブラケットを歯の表側全体に付ける全体矯正の場合、費用の目安として、およそ80万円程度かかります。一方、部分矯正の場合には、動かす歯の本数によって異なりますが、およそ5万円から20万程度で治療することができます。
痛みや違和感が少ない
全体矯正では、歯列全体を動かすので、矯正装置を付けた当初は、しばらく歯の浮くような違和感や痛みを感じるものです。プチ矯正は、施術の範囲が狭いので、全体矯正と比べて、痛みや違和感が少ないものです。
大きく印象が良くなる可能性がある
デメリット
適応できる症例が限られている
歯を移動するには、動かすためのスペースが必要です。ほとんど重なっているような歯を、一列に整えるためには、歯列全体を動かしてスペースを作る必要が生じる場合もあります。従って、部分的な乱れに見えても、部分矯正を適用できないケースもあります。
全体のかみ合わせは改善できない
前述した通り、部分矯正は主に前歯の矯正となるので、奥歯も含めた全体的な噛み合わせを改善することはできません。しかし、前歯に重なりや捻れなどがあった方は、前歯の噛み合わせの向上が期待できます。
部分矯正の種類
ブラケット矯正
ブラケット矯正とは、ワイヤーを固定するためのブラケットと呼ばれる器具を歯の表面に装着し、ワイヤーの弾力を利用して、歯を移動する方法です。部分矯正では、ブラケットを部分的に付けて、気になるところだけを集中的に矯正します。歯の間を削って移動スペースを確保するストリッピングという方法を行う場合もあります。
マウスピース矯正
マウスピースを使った部分矯正もあります。マウスピース矯正とは、理想的な歯並びに向かって、段階的に形状の異なるマウスピースを付け替えていくことで、徐々に歯を移動するものです。部分矯正の場合は、マウスピースを部分的に付けるのではなく、歯列全体を覆うマウスピースを使って、矯正したい箇所を部分的に治す形になります。
部分矯正の治療の流れ
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1初診・カウンセリング
部分矯正に関する疑問や不安などについてヒアリングし、治療方法や治療期間、料金体系などについての説明を行います。
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2精密検査
レントゲン撮影や口腔内の撮影、歯型の採取、むし歯や歯周病検査など、お口の中の状態を精密に検査します。気になる歯の乱れが部分矯正で対応できるどうか、こうしたデータを元に判断します。
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3治療計画の説明
精密検査の結果を元にして、部分矯正の治療プランを説明します。治療期間や費用などについても、より具体的に提示します。ただし、むし歯や歯周病がある場合、その状態によっては、その治療を優先することもあります。
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4矯正装置の装着
ブラケット矯正の場合には、必要に応じて抜歯やストリッピングなどの処置を行った後に、装置を装着します。装着後は、定期的に装置の調整などを行います。マウスピース矯正の場合には、定期的にマウスピースを交換しながら、治療を進めていきます。
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5保定
矯正装置によって歯の移動が完了したら、装置を取り外して、保定期間に移行します。これは、歯を支える骨が安定するまで、リテーナーという保定装置を付けて、改善した歯並びをキープするものです。
お子様の矯正治療
お子様の矯正時期
お子様の矯正治療は、顎の成長を促す装置を入れることで、永久歯を抜かずに歯並び矯正をかけていくことを目指します。 8歳から10際に始めるのが良いでしょう。当院では、治療期間や費用のことなど、まずは詳しくご説明いたします。相談時に高額な費用はかかりませんので、お気軽にご相談ください。
当院の小児矯正の種類と特徴
お子様は身体も歯も発達段階にあります。そのため、むやみに歯を抜いて調整をするのではなく、顎の成長に合わせた無理のない矯正を目指します。
当院では、床矯正とブラケット矯正をお子様の状態に合わせて使い分けています。
ブラケット矯正は、ワイヤーを固定するためのブラケットと呼ばれる器具を歯の表面に装着し、ワイヤーの弾力を利用して、歯を移動する方法です。
床矯正は、顎や口の中を広げる目的で行う矯正です。歯が正しく並ぶスペースを確保するためのもので、成長に合わせて噛み合わせを整えるのに適しています。
連携医院との提携について
全体矯正をお考えの方は、必要に応じて、連携医院をご紹介いたしますので、ご相談ください。
